• 宮本昇 / Noboru Miyamoto

最強戦略的思考を身につける/ゲーム理論について/ミクロ経済学

最終更新: 2019年12月1日

戦略的思考とは、

相手が自分を出し抜こうとした時に更にその上をいく戦略。

普段生活している中でこのゲーム理論が活用されることがすごく多いことから、

今回このゲーム理論について勉強してみた。

例えば、ビジネスの交渉の場、親子の教育間や国家間の契約など。




ゲーム理論とはミクロ経済学で個人や企業などを対象にした学問で個人がどのように行動するかを分析した学問。複数からなる主体の意思決定や行動を数学的に表する学問。


意思決定って個人の気持ち、感情からくることだから、それを科学的に裏付ける事ってできるのかな?という疑問を持ちながら勉強していたらめちゃくちゃ面白かったから、ブログにする。


近年、経済学について勉強していると必ずでてくるゲーム理論。

近代のミクロ経済学ではほとんどこのゲーム理論に置き換えられているらしい。



ゲーム理論を学ぶことで、

・戦略的思考が身につく

・物事を端的に、俯瞰的にみる習慣が身につく


ゲーム理論ってなに??って人のために、


・複数の意思決定、主体が存在する状況における意思決定の理論

・合理的意思決定(何が1番有利かを考える理論)

・将棋やチェスのような他の意思決定する者の選択に依存する。(ゲーム的状況)



ゲーム理論とは大きく2つに分かれる。

①非協力ゲーム理論

意思を決定する者の間でのコミュニケーションは無い。

各個人が独自に行動を決定する状況。

企業間の価格競争や国家紛争など。


②協力ゲーム理論

意思決定する者同士でのコミュニケーション有る状況。

合意に基づき契約や、企業間の合併、国家間の交渉など


①の非協力ゲーム理論の方が知られているが、ビジネス交渉や対人交渉、男女間など②の協力ゲーム理論の方が現実社会では多く活用されていると思う。



ゲーム理論の中で1番有名な話で

「囚人のジレンマ」という話がある。

ある事件を起こした2人の容疑者(AとB)が別々に取り調べを受けている。

証拠が不十分な為警察は容疑者2人に取引を持ちかける。

(ストーリーがアメリカなので司法取引というルールがあるらしい。)



黙秘するべきか、自白するべきか。


①2人とも黙秘ならそれぞれ懲役2年

②2人とも自白ならそれぞれ懲役10年

③どちらかが黙秘、どちらかが自白なら

黙秘した方は懲役15年

自白した方は懲役1年


2人とも同じ条件で、

2人とも自分の刑罰は軽くしたいと考えている。

だけど相手の行動が読めない。

AとBはどういった行動を取るのか?



Aの立場で考えるとBが自白すると予想しても、

黙秘=15年。自白=10年。

そしてBが黙秘すると予想すると

黙秘=2年。自白=1年。

で自白を選択した方がAにとって合理的な判断になる。


AもBも条件は全く同じなので、

両者とも自白を選択して、懲役10年という結果になる。


2人とも黙秘すれば2人とも懲役2年で済んだのにという囚人のジレンマというストーリー。


このストーリーは非協力ゲーム理論であって、2人共、合理的な判断をしたのにかかわらず、結果的に不合理な意思決定になってしまっている。

このケースから世界から核がなくならない理由を考えたら納得がいく。

本来なら両者強調して協力するべきなのに、どちらも裏切った状態が最善の選択になっている。核を所有している国はアメリカ、ロシア、イギリス、フランス、中国、インド、パキスタン、北朝鮮。ゲーム理論的な2国間だけの問題ではないから自体は複雑化して強調路線が図れない状況である。この事を「共有地のジレンマ」というらしい。



「ナッシュ均衡」

この共有地のジレンマや囚人のジレンマの最善の結論が最悪の結論になっている。この事をナッシュ均衡という。


ナッシュ均衡とは

・自分の選択を変えると利益が得られないことがわかっていて、そこから動けない状況の事


例えば、

1つの街にABCの家電屋があったとして

同じ商品で卸価格は全て一緒だとしたら

家電屋さんが取れる戦略は値上げor値下げの価格変更だけ。

家電量販店側で値段を決めることは談合に当たり処罰の対象になる。

A社が価格を下げると

A社の利益が上がりB社C社もこぞって価格を下げるそれを繰り返し値下げ合戦をすると

これ以上価格が下げれない状態になる。

この値上げも値下げもできない状況を

ナッシュ均衡という。



上で核がなくならない理由や囚人のジレンマ。日本でいう3大ケータイ会社やプロバイダ契約などどこも同じようなサービスを展開している事をナッシュ均衡で説明できる。

ちなみに、

2人の関係が対立していて、ゲーム的状況である事をゼロ和(ゼロサムゲーム)といって、

3人以上のゲームを協力ゲームというらしい。


日常でゲーム理論はかなり応用できる。

囚人のジレンマでは1度限りのゼロサムゲームだけど、

日常生活ではお互いに協力しあって相手と利益を分かち合う方が最終的に利益は多く獲得できる場面が多い。


「しっぺ返し戦略」

日常のビジネスでは何度もお客さんからリピートしてもらう方が最終的に利益率は高くなるから、長期的に踏まえて応用でき、ゲーム理論を攻略する上でこのしっぺ返し戦略は最強の戦略だと思われる。


しっぺ返し戦略のルールは

1、先に自分から裏切らない事

2、やられたらやり返す

3、相手が関係を戻しに来たら許す事。


基本的にはどんな相手にも協力的な態度を見せておき、相手が悪意を示してきた時、その時だけ悪意を持ってやり返す。


初めて会う方には協力的でいる事。

ただ、先方に不利益な事をされたら次にこちらからも不利益をやり返す。だけどずっと根に持ち関係を切らずもし相手が協力してきたらこちらからも協力する。


ゲーム理論を日常に応用するとしたら、しっぺ返し戦略はかなり強力で有効になり最強の戦略的思考になってくると思う。

結論をいうと絶対に人を裏切らない人間でいる事!


ゲーム理論って対立する場面で自分を有利な立場に導くものだと思って勉強していた。たぶん一般的にもそう思われているのではないかな?

適度な競争はイノベーションや成功を生む強力な基盤になるとも考えられているし、ゲーム理論は競争だけではなく協力的姿勢で最良の結果を導き出す戦法だと思える。

例えば囚人のジレンマからはどのようにして無駄な衝突が避けられ、お互いに有益な結果が示されるかがわかる。

戦略を考える上で対立を許しながら協力関係を利用する状況も多くある。

近年の日米や日中問題。さまざまな国家間の摩擦をみていると両国の協力関係が実現する事を願いたい。

ゲーム理論自体は様々な状況から行動を分析し数学的に捉えた理論であって、目的に合うものはどんどん取り入れられてどんどんアップデートされていっている。

これからの未来、今まで考えていなかった様々な選択を余儀なくされる場面はたくさん出てくると思う。

そういった迫られた時ほど出す決断はその人の器が図られる。いろんな知識をつけておけば正しい決断ができると信じている。



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