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  • 宮本昇 / Noboru Miyamoto

批判的思考-クリティカルシンキングについてかんがえてみた

更新日:2020年1月20日



AIの進化が進むにつれてこれから必須なスキルとして注目をあつめているクリティカルシンキングについて考えていた。

クリティカルとシンクと英語表記だとポジティブな感触ある反面。

日本語訳すると批判的な思考と批判という言葉がまずかなりネガティブな印象が強いけどその後に的と思考と続く。

的で、そうではない事実と〜的思考から、

ある事柄からの過程、自体から推測する判断作用だったり抽象的な言い回し。


そもそも日本語と英語だから真逆に意味を読み解かないといけないなー改めて思ったんだけど、まあそんな事はいいや。






さてさて クリティカルシンキングとは

じっくり考える力、常になんで?どうして?と疑問を持ち、責任力を持ち相手にどう意思を共有するか、論理と想像力。

そもそも、を考えれるスキル。

当たり前に定義される答えや与えられた課題について、「そもそも正しいの?」「どうして?」と、一度物事を客観的に観察する能力、課題を再定義するような能力であり、

頑固な人や物事をいろんな角度から見えない人や物事を決めつけて見ている人はクリティカルシンキング能力がないと思う。

クリティカルシンキングができる人は物事を無条件に決定づけるのではなく、自分で意思を持ち考えを持つことができる人

柔軟で頭がやわらかい人というのはクリティカルシンキングのスキルが高い人だと思う。

IQ (Intelligence Quotient)

が知能指数で、その対義される

EQ(Emotional Quotient)

という感情を図る指数。

論理も必要だけど感情も必要とされるとして最近注目されている。



人間が生きていく上で絶対に備えておかないといけない力、と考えられていて、

人と人がコミュニケーションをする上で、

自分が自由に意見を主張できる立場である以上自分の意見は責任を持って主張する姿勢。




これからの時代大半の仕事がAIにとられると予想されてるのだけど、

今必要とされるスキルとして、このクリティカルシンキングというものが世界経済フォーラム、俗に言うダボス会議でも指摘されていて2020年には必要とされるスキルトップ2位と予測されている。


ちなみに2020年予測1ー10位は以下

1複雑な問題解決力 (Complex Problem Solving)

2クリティカルシンキング (Critical Thinking)

3創造力(Creativity)

4マネジメント力(People Management)

5人間関係調整力(Coordinating with Others)

6情緒的知性(Emotional Intelligence)

7決断力(Judgement and Decision Making)

8サービスディレクション力(Service Orientation)

9交渉力(Negotiation)

10認識の柔軟性(Cognitive Flexibility)


ダボス会議では、AIが実社会の中でぼくたちのポジションまでやってくる時代を避けられないと考えられた上で、人間はどうやってAIと共存できるのかという事を考えられている。

2015年はクリティカルシンキングはダボス会議の予想は4位だったのが、テクノロジーの発達でより人間にとって必要不可欠なスキルになってきている気がする。



この考える力って教育に直結している問題だと思っていて、

現在の日本の教育を真面目にうけると

おそらくこのクリティカルシンキングというスキルは身に付かない能力なんだと思っている。

なぜかというと、高度成長期の日本は工業化社会の中では、答えのある問題を人間自らが定義することに主体性を持っていた時代だったと思うけど、

それは工業化社会の中で必要なスキルであり、その時代ではそうやっていること自体は間違ってはいないと思う。

しかし今は情報化社会の中では、全くもって皆無にすぎない能力だと常々感じる。

模範回答を素早く答えるというのが20ー21世紀初頭に必要とされた教育で、答えの無い問題定義を素早くディスカッションできるオリジナリティーのある発想で世の中を変えていける人材が必要とされている。 クリティカルな思考が2020年を目の前にして必要だと言われている。

今の学校の教育は絶対に無駄では無いと思う。

ただ、高度成長をしていた社会に求められていた個人が主体性を持たず、エリートをめざす時代はもうとっくに終わった気がする。


AIに今の仕事を取られるのは自然現象であり、別に怖くともなんとも無い。

それが進化の過程であり、進化というのは人が人を楽にするために今も今までも進化を続けてきたのだから、楽観的に捉えるというより、僕は新しい生命体という認識でSiriやALEXAと付き合っている。


彼らには今のところ人権はない。

(2017年サウジアラビアでソフィアという人工知能を持つAI、ソフィアが市民権を獲得し、「私たちの目的は人類を滅ぼす事。」という発言に驚いたのは記憶に新しい)

だけど彼らは近い未来、

僕らに追いつけないくらいの知識の宝庫になるのは間違いない。地球支配するのか、あらたな文明を築きあげるのか。僕はずっと未来が楽しみなんだよね。

よく寝る前とかに人間にできることAIにできる事できないことやパソコンでできる事できないことスマホで出来ないこと、とかよく一人で考える。 たん直にAIにできないことって失敗する事だと思う。人間は失敗を繰り返し繰り返して、そうしてプロフェッショナルになっていく過程がある。ただAIにはその過程の情報が欠落していることが彼らの1つの弱点だと僕は思っている。 もっと簡単に言えばいきなりその道のプロフェッショナルってことで、正確な答えしか知らない。少しでも答えを導き出すアルゴリズムのバランスの崩れた答えを出すと、本当に分けのわからないことを言ってる時がある。可愛いけど、 失敗をも成功に導いたり失敗をスマートに失敗でないように見せたり、こういうスキルは失敗を重ねた人間にしかない力だと思う。 あと想像の意欲。 人間の脳みそっていうのは飽きるように作られている。この飽きる脳サボりたいという感覚も人間にしかない能力なんだと思う。 この脳にしかない飽きる能力というのが大脳皮質にある性質で何か視点変換したいという欲求らしい。この視点変換という信号がクリティカルシンキングに繋がるような気もする。 こういった一つの事柄に対してあらゆる角度で見る能力その中にはもちろん失敗のという教訓も含まれていて、こういった人間にしかできない能力クリティカルシンキングが必要とされる新しい時代の流れだな〜。っと思った!

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